お正月に飾る赤い実は何という名前の植物?

お正月に向けて飾る「正月飾り」。
「正月飾り」には色々なタイプがありますが、小さな赤い実のようなものをよく見かけますよね?

生花にもよく使われています。

そんな赤い実ですが、よく見かける割には、名前や飾る意味って実はあまりよく知られていませんよね。

「正月飾り」に使われるくらいですから、何らかの意味があるのでしょうが・・・。

そこで今回は、お正月によく飾られる赤い実についてご紹介していきたいと思います!

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お正月に飾る赤い実の植物は何?飾る意味は?

お正月に飾る赤い実、じつは1種類ではないのです。

  • 南天(ナンテン)
  • 千両(センリョウ)
  • 万両(マンリョウ)

この3つが主に使われています。

「千両」と「万両」は名前からしてもおめでたい、景気のいいイメージです。
お祝い事に使われたり、金運に恵まれて商売繁盛になる縁起のいい花木と言われています。

「南天」もまた縁起がいい植物と言われています。
「難(ナン)を転(テン)じる」という言い伝えもあり古くから家の鬼門の方角に植えると縁起が良い花木として用いられてきました。

共通して言えることは3つとも小さな赤い実ということです。
赤い色には古くから「厄除けの力」があると言われています。

上記のように「厄除け」の言い伝えがあるので、赤い色をした南天、千両、万両が正月飾りに用いられることが多いのです。

南天・千両・万両の違いや見分け方は?

南天・千両・万両の違いや見分け方は、実のつき方が明らかに違うということと、よく見ると葉の形も異なります。

日陰でも育ちやすいので、いずれも昔から庭木として植えられてきました。

万両(マンリョウ)

藪柑子〈やぶこうじ〉科。

本州、関東地方から四国、九州それに東南アジアにかけて広く分布しています。

高さは30センチ〜100センチです。
葉の縁はギザギザしているのが特長です。ただ、次にご紹介する千両の葉と見比べると万両のほうが丸みがありますね。

夏に白い花が咲き、冬に赤い実となります。

実のつき方が特長的で、葉の下に隠れて赤い実がつきます。

千両(センリョウ)

千両〈センリョウ〉科。

暖かい山林に分布しています。
高さは70センチくらいです。

葉の形は万両に似ていて、縁にギザギザがあります。万両よりもトゲトゲした感じですね。

実のつき方が万両と異なり、葉の上に固まって赤い実がつきます。

千両の実は上向き、万両の実は下向きに付いているのが特長です。

南天(ナンテン)

メギ科。
日本では本州の関東南部以西、四国、九州に分布しています。
南天の木の高さは1〜3mにもなってしまいます。

平安時代に中国から来たものですが、古来から咳を鎮める作用があると言われています。実際に南天のど飴でも使われています。

さらに南天の葉には殺菌作用があると言われていて、お赤飯にもよくのせられています。

南天の葉に大変失礼ですが、ただの飾りとしか思っていませんでした…。
縁起もいいのにその他にも効果があるなんて素晴らしい植物ですね。

まとめ

3種類の赤い実のご紹介をしましたがいかがでしたでしょうか?

私自身も趣味でお花を扱っていますが、この赤い実にこんな意味や言い伝えがあるなんて全く知りませんでした。

また、3つともぱっと見た限りでは似ているけれど、それぞれ特徴が違うことがわかりました。見分け方の参考にしてくださいね。

どの実を飾っても縁起ものであることには変わりないようです。

今年も残すところあとわずか、そして新しい年を迎えるにあたって、ぜひこのような縁起のよい植物を飾ってみるのはいかがですか?

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