スッキリ(12月11日)医師59人に聞いた風邪の治し方!

12月11日(火)放送のスッキリ内、「モリSearch」のコーナーで、『医師59人に聞いた風邪の治し方』についての特集がありました。

池袋大谷クリニック院長の大谷義夫先生をスタジオに招いて、お医者さんたちは風邪を治すためにどのようなことをしているか、どんな予防をしているかなどについて解説していました。

とてもためになったので、内容をまとめてみました。

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風邪とは?

風邪って何?

風邪は正式には「風邪症候群」と言います。

症状は鼻やのどの急性炎症で、その原因の多くはウイルスによるもの。細胞や組織を破壊して炎症を起こすんだそうです。

じゃあどうやって風邪を治したらいいの?ってことなんですが、そもそも風邪を治す方法はないんです。

風邪をひいたからと病院に行っても、その症状をやわらげるための薬はもらえても、風邪を根本的に治す薬をもらえるわけではありません。

インフルエンザは治す薬があるので、大谷先生はインフルエンザのほうが治しがいがあるとおっしゃっていました(笑)

菌とウイルスってどう違うの?

病気を起こす原因として「」や「ウイルス」というのをよく聞くことがあると思いますが、じゃあこの2つはどう違うのでしょうか。

まず、菌とウイルスの大きさですが、菌はウイルスより10倍~100倍ぐらい大きいようです。

そして、病院で処方してもらう薬で「抗生物質」というのがありますが、これは菌にしか効きません。

風邪のほとんどはウイルスによるものですが、このウイルスには抗生物質は効かないんだとか。

とある調査によると、「風邪をひいたときに抗生物質を飲むと効果がある」と思っている人は49.9%いたそうですが、まさか効かないなんて…。

じゃあワクチンはどうなんでしょうか?インフルエンザウイルスには効果のあるワクチンがありますが、風邪には…?

風邪のウイルスはなんと200種類くらいあるんだそうです。1つのウイルスに効いても他にたくさんある風邪のウイルスに効かない…というのではあまり意味がないですし、そもそもすべての種類のワクチンをいちいち作ってられないですよね。

それに、風邪は免疫力で1週間程度で治りますが、インフルは最悪の場合命にも関わってきます。なのでインフルエンザにはワクチンがあるんですね。

医師の風邪の治し方

根本的な治療法のない風邪。ではお医者さんが風邪をひいたときにはどうしているのでしょうか?とても気になりますね。

59人のお医者さんに聞いた風邪の治し方のアンケート結果をご紹介します。

 1位 寝る (37人)
 2位 薬を飲む (16人)
 3位 食事 (10人)

1位ー寝ること

「休んで寝ていれば自然に治る」「免疫力を高めるためにも普段以上にとにかく寝る」といった回答がありました。

目標の睡眠時間は7時間以上です。

風邪の代表的なウイルスとして「ライノウイルス」というのがあるそうなんですが、これを健康な人164人に施したカリフォルニア大学の調査によると、発症した人数が、7時間以上寝た人に比べて6時間未満の人では4.2倍5時間未満では4.5倍と、圧倒的な差がありました。

風邪を早く治すためには免疫力を高めること。それには普段からしっかりと睡眠を取るということが大事なんですね。

2位ー薬を飲むこと

前述しましたが、風邪を根本的に治す方法はありません。とすると、じゃあかぜ薬って何なの?ってことになりますよね。

風邪のときに薬を飲むのは「症状をやわらげる」ことや「自然治癒力を高める」という目的があるからです。

つまり、風邪を治すためではなく、風邪のつらい症状を抑える対症療法(たいしょうりょうほう)として飲むということなんですね。

じゃあお医者さんはどんな薬を飲んでいるのでしょうか?お医者さんが飲むなら効く気がすごいする!

ということで、アンケートの回答をみてみると、「葛根湯(かっこんとう)」という答えが多かったようです。

葛根湯とは?

葛根湯は有名な漢方薬なので知っている方も多いですよね。

葛根湯には葛根、大棗(たいそう)、麻黄(まおう)、甘草(かんぞう)、桂皮(けいひ)、芍薬(しゃくやく)、生姜(しょうきょう)が入っているそうです。

私、名前からして葛根だけでできているのかと思っていました…。

葛根湯は体を温めて発汗をうながし、熱を下げるという効果があります。

飲み方のポイントは、発症後1~2日のうちに服用するということ。

早めに飲むことが大事なんですね。

風邪のひき始めには葛根湯がいいって聞いたことありますが、お医者さんも飲むというならやっぱりいいんでしょうね~。

ただ、風邪の初期に葛根湯と一般の風邪薬を飲んだとき、どちらが効き目があるのか、という京都大学の調査によると、どちらもあまり変わらなかったようです。

なので、必ず葛根湯!というわけではなくて、一般的な風邪薬でも問題ないということでした。

3位ー食事をとること

やはり食事は大切なんですね。アンケートでも、「栄養をよくとるようにする」「免疫力を高めるためにカロリーをとる」というような回答がありました。

大谷先生がおすすめしていたのは「チキンスープ」です。アメリカの民間療法だそうですよ。

鶏の胸肉に多く含まれる「カルノシン」や「アンセリン」が免疫力アップのサポートをしてくれるんだそうです。

こんな風邪の治し方はあり?なし?

今度はお医者さんではなく、街を歩いている人に、風邪をひいたときにどんなことをしているのかを聞いていました。

その方法は果たしてありなのか?なしなのか?大谷先生が答えていましたので、紹介したいと思います。

合わせて、スタジオから出た質問も一緒にご紹介します!

アイスクリームを食べる

熱が出た時にアイスクリームを食べるという人って結構いますよね。これはどうなんでしょうか?

大谷先生によると、アイスはのど越しがよく食べやすいし、栄養、水分も少しとれるのでありだそうです。

お風呂はOK?

お風呂に入っちゃだめ!なんて聞いたりもしますが、実際のところはどうなんでしょうか?

これは、昔は銭湯に行って湯冷めするからダメだと言っていたようです。

現在は各家庭にお風呂がありますので、さっとシャワーを浴びてウイルスを流すことは、むしろ接触感染を減らす意味でもよいことだと言っていました。

厚着をして汗をかくことは?

寝る時に厚着をして汗をかいたほうがいい、という人もいますが、汗をたくさんかくと脱水になってしまいますので、汗のかきすぎはよろしくないということでした。

熱を測らない

これはお医者さんのアンケートにあった少数意見です。熱を測ってみて、実際に熱があったらよけいしんどくなるということでした。

これは大谷先生もありという考え方でした。

というのも、熱があると思うとストレスを感じてしまいますが、ストレスは免疫力を下げることにつながります。

根本的治療法がないのだから、できるだけストレスをためないようにしたほうがよいとのことです。

ネギを首に巻く

ネギをガーゼにくるんで首に巻くという方法。
これ、小さいころおばあちゃんにやられたことがあります(笑)

これはなしです。

ネギ特有のにおいで鼻が通るという方もいますが、根本的治療ではないです。
巻くよりよりも食べて栄養をとることのほうがよいそうです。

アルコール消毒=お酒を飲む

これは△?

改善効果としてはなしです。
アルコールを飲むと少し脱水になって喉が乾燥します。するとウイルスの排泄も悪いので、消毒どころではないですよね。

ただ、風邪の代表的なライノウイルスは鼻から入ってきますが、そのウイルスは33度だと増殖しますが37度では増殖しないそうなんです。

お酒を飲む人は風邪になりづらいなんていう話もあるようですが、もしかしたら鼻の一部の温度が上がるのではないかという考察もあるそうですよ。

医師に聞いた風邪の予防法

そもそも風邪をひかないようにするにはどうしたらよいのか?その予防方法について59人の医師に聞いた結果がこちらです。

 1位 手洗い(手指消毒)(37人)
 2位 うがい (29人)
 3位 マスク (25人)
 4位 睡眠 (13人)
 5位 加湿・保温 (12人)

1位はやはり手を洗うことなんですね。

手洗いの後に気をつけなければいけないポイントは、「顔を触らない」ということ。鼻や口を触ると接触感染が起こるので、絶対に触らないように気をつけたほうがよいそうです。

3位にもあるマスクは、顔を触るのを防止する意味でもよさそうです。

鼻や口だけでなく、目も触らないほうがよいので、この時期コンタクトをする場合はよりしっかり手洗いすることを心がけましょう。

まとめ

以上が、スッキリで放送していた「医師59人に聞いた風邪の治し方」になります。

風邪をひいたときにはとにかくよく寝てゆっくり休むことが大事なんですね。睡眠時間がほんの1~2時間違うだけで風邪のひきやすさがかなり変わってくるというのには驚きでした。

仕事などで忙しい方にとっては毎日7時間以上の睡眠となるとなかなか難しいかもしれませんが、できるだけたっぷりと寝て、普段から免疫力を高めておくようにしたいですね。

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