良い香りをまとった人って、同性から見てもあこがれますよね。
見知らぬ人とすれ違ったときなどに、ふわっと華やかないい香りがすると思わず振り返ってしまいます。
強すぎず、弱すぎず、ほどよい香りを身につけることが大人のたしなみと言っても過言ではありません。
でも香りの好みは人それぞれ。
誕生日プレゼントにもらっても、自分の好みではなかったり、以前は気に入ってつけていたものでも時が経つにつれて、あまり好きではなくなったりします。
もう使わなくなってしまった香水、皆さんはどうしていますか?
今回は香水の正しい捨て方や、活用法についてリサーチしてみました。
香水の正しい捨て方…瓶の蓋が開かないとき簡単に開ける方法はある?
排水溝に流すのはNG!
香水は「液体」だからといって、洗面所やキッチンの排水溝に流すと、大変なことになります。
私も誤ってこの方法で捨ててしまったことがあるのですが、少量でも強い香りが周囲にいつまでも漂い、なかなか消えません…
特にキッチンに充満してしまった場合は、食事の時にも、ずっと香水の香りが漂い、ごはんの味がわからなくなることも。
香水の捨て方
そこでいちばんいい方法は、何かにしみこませて、密閉し、処分するという方法。
香水をしみこませるのは、ティッシュでもキッチンペーパーでも新聞紙でもかまいません。
瓶の蓋をあけて、最後の一滴まで、しっかりとしみこませます。
そして、しっかりしみこませた後は、ジップロックや、市販のビニール袋に入れてきっちりと口をふさぎ、各自治体のゴミ捨て方法に従って処分します。
ジップロックはニオイを漏らさないものも市販されていますが、市販のビニール袋を使用する場合は、何枚か重ねて、できるだけ香水の香りが漏れないようにしてくださいね。
そうしないと、ゴミ箱からずっと香水の香りが漂ってきます…
香水の蓋が開かないときは
ただ、香水瓶はデザインがおしゃれで、ブランドによってはとても凝った作りをしていたり、
なによりも、香水自体をあまり空気に触れさせないようにするためにカンタンに蓋が開かないような構造になっています。
そういうときはニッパーとマイナスドライバーを使って蓋を開ける方法があります。
◆ニッパーとマイナスドライバーを使って蓋を開ける方法
- 蓋の下の方からマイナスドライバーを差し込み、瓶と蓋の間に隙間をつくる。
- その隙間にニッパーを入れる。
- 少しずつ慎重に刃を入れ、蓋を切っていく。
このあと瓶を再活用する予定があれば、瓶に傷がつかないように注意して行ってくださいね。
古い香水の活用法!捨てるのはもったいない?
そうは言っても、香水を捨ててしまうのはやっぱりもったいない!と思う方も多いと思います。
【関連】
⇒香水に使用期限ってあるの?未開封と開封後でも違う?
そういう場合は、香水を再活用する方法もありますよ!
カンタンな方法をいくつかご紹介しますね。
◆ディフューザー
- いらなくなった香水瓶の方法を、先ほどのやり方で取り除く。
- そこにアロマ用のスティック、もしくは竹串を数本(2~3本)入れる。
これでお店などで販売しているディフューザーができあがってしまいます!
◆引き出し用サシェ
- 100円ショップなどで販売している巾着袋と綿を準備する。
- 綿に、シュッと香水を拭きかけて、巾着袋に入れる。
この巾着袋をクローゼットや机の引き出しなどに入れると開けたときに、良い香りが漂います。ちょっとしたプレゼントなどにもいいですね。
◆ルームフレグランス
- ボールやコップにお湯を入れる。
- 香水を数滴落とす。
香水なので消臭効果はありませんが、良い香りが持続します。
お客様をお迎えする前などにオススメです。
まとめ
使わなくなった香水。
もちろん捨てるという方法もありますが、高価な物が多いので、なんだかもったいなく感じてしまいますよね。
処分するつもりの香水でも、新たに活躍できる場所を見つけてあげるといろんな楽しみ方ができそうです。