チキンを臆病者という意味で使うのはなぜ?

「HEY!チキン野郎」

ハリウッド映画やアメリカのホームドラマなどを見ているとき、こんなセリフを耳にしたことがありませんか?

クラスのリーダー格である少年が、気の弱そうな子をからかうとき。
筋肉ムキムキの体育会系男子を前にしたメガネの文系男子が逃げようとするとき。

どちらも「臆病者!」の意味で、からかうときに使われている言葉です。

でもどうして「チキン」が「臆病」という意味で使われるようになったのでしょうか?

今日はちょっと気になる「チキン」という言葉について調べてみました!

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チキンが臆病者のことを指すようになった由来

「チキン」がつく言葉と言えば「チキンナゲット」「フライドチキン」「チキンラーメン」など、鶏肉が頭に浮かんでくると思います。

それもそのはず、「チキン=chicken」とは、もともとは「にわとり」をあらわす言葉。

それがどうして「臆病者」を指すことになったのか、不思議ですよね。

そう思って調べていくうちに、大きく2種類の説があることがわかりました!!

チキン=ひよこ!?「ぴよぴよ逃げる姿が臆病者」説

先ほど、「チキンはにわとりをあらわす言葉」と書きましたが
アメリカでは、同じにわとりでも子どものほう…つまり「ひよこ」を指すという説があるようです。

「ひよこ」が人間などに追いかけられて、ぴよぴよと慌てて逃げる姿が「臆病者」に見える、ということが由来になったんだとか。

たしかに「ひよこ」が慌てて逃げる姿って、臆病な感じがしますよね。
押し合いながら、われ先にと逃げ惑う姿が、想像できてしまいます。

ひよこはとてもかわいいので、おびえさせるのは少しかわいそうな気もしますが。

チキン=鳥肌!?「震える姿が臆病者」説

人間が寒いときや恐怖を感じたとき、体にある反応がでます。

そうです、「鳥肌」です。

肌の表面がプツプツと盛り上がり、総毛立つことを「鳥肌が立つ」と言いますよね。

この「鳥肌」は言うまでも無く、にわとりの皮膚の状態に似ていることから、こう呼ばれるようになりました。

「鳥肌」になるのは寒さや恐怖などによる、「交感神経の緊張」が原因だと言われています。

動物などが、敵に襲われそうになったとき、全身の毛を逆立てて、威嚇しますよね。

人間の「鳥肌」もその現象と同じ。
「動物」としての本能で、身を守るために鳥肌が立つのです。

そんな風に、鳥肌を立ててビクビクしている様子がチキンにつながったという説もあるようです。

チキンの対義語ってある?

「臆病」の反対の意味と言えば「勇敢」とか「大胆」という言葉が浮かんでくると思います。

では「チキン」と同じく動物で、勇敢なイメージのあるものって何だと思いますか?

それはやはり「百獣の王」と言われているライオン

ライオンのように揺るがない勇敢な心。しっかりとした信念。ライオンには何事にも動じない強いイメージがありますよね。

そのライオンを使った言葉に「ライオンハート=Lion Heart」があります。

ん?どこかで聞いたことがある…

そうです、某アイドルグループの代表曲のタイトルと一緒です。

「君を守るため そのために生まれてきたんだ」
「震えるこの胸 LionHeart」

こんなふうに強い信念で守ってもらいたい!
歌詞にグッと来たという人も多いのではないでしょうか?

ちなみに曲のタイトルでは「らいおん」とひらがな表記になっています。

まとめ

よく耳にする「チキン」という言葉。こんな由来があったなんて、少し勉強になりました。

日本語で似たような表現といえば、「のみの心臓」でしょうか…

でも臆病者を意味する「チキン」と呼ばれるよりは「ライオンハート」と呼ばれる、強い心で生きていきたいですね。

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